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てこの原理のように小さなチカラを大きなチカラに変え、

『社会の常識、ここ変じゃない?』を変革する。

常識を変革するためには、小さなチカラを大きなちからに変換する必要です。

小さなチカラを大きなチカラに変換できない原因は、

社会で勝手に常識と決められた「しがらみ」です。

そのしがらみに「おかしくね?」とテコ入れするしていきます。

小さい力で、社会を変える大きな力を一緒に育てていくメディアです。

【やりたいことがない?】そもそも将来の夢ってないとダメなんでしたっけ?

「将来の夢がない」

「やりたいことが見つからない」

よくこの言葉を耳にしますが、ふと疑問に思うことがあります。

それは、なぜか「将来の夢」や「やりたいこと」はあった方がいいという前提に立った語られ方がされているからです。

そもそも将来の夢はあった方がいいのでしょうか?ないとダメなものなのでしょうか?

もし、あった方がいいのであれば、そのことは明確な根拠を持って語られなければいけません。

なぜなら、「将来の夢がない」「やりたいことがない」とただひたすらに悩んでしまう人が増えてしまうからです。

またあなたも、あった方がいいかどうかが明確ではない状態で「夢」に縛られるのは止めましょう。

今回は、その「そもそも将来の夢はないとダメなんでしたっけ?」について語っていきます。

目次

人間の生きる目的は”幸せ”になること

「夢があった方がいいかどうか」という【問い】は、生活していく上での【問い】だと思いますが、そもそも私たちはなんのために生活しているのでしょうか?

その回答として、ここでの人間の生きる目的は、【幸せになること】だと定義します。

私たちは、ただ生きるだけでは満足できない人が多く、子孫を残したとしても生活は続いていきます。

もちろん仕事や勉強は生きていくためにも行いますが、それだけの理由ではありません。

日本は少子高齢化が進んでいますが、その原因の1つとして、「結婚しても子どもは欲しくない」人が増えていることが挙げられます。

ここからも、人間はただ生きていくためや子孫を残すために生活しているわけではないことが分かります。

では、なんのために生活をしているのかというと、先ほど述べたように幸せになるためです

私たちが、より美味しい食べ物を食べたいと考えるのも、ファッションに対して興味を持つのも自分を満足させるため、その延長線上には幸せがあります。

これらのことから、人間は幸せになるために生活していると言えるでしょう。

幸せとは1日に満足してワクワクして目覚める状態

次ん、「将来の夢」と「幸せ」に関連性があれば、夢を持つことが必要だと言えるでしょう。

ここで、幸せとは一体どのような状態なのかを紐解いていきましょう。

予防医学の世界では、幸せな状態を「今日一日に満足して眠り、ワクワクしながら目覚める」状態と定義しています。

ポジティブ心理学においても似たような因子が幸せな状態としてあげらています。

つまり、

  • 今日1日に満足感を得ている状態
  • 未来に対してワクワクを感じている状態

が「幸せな状態」だと言うことができるでしょう。

「将来の夢」とこの「2つの状態」に関連性があれば、夢は必要だと言うことができます。

1つ1つの状態を見ていきましょう。

今日1日に満足するための方法

今日1日に満足するためにはどのようにすれば良いでしょうか?

細かいソースは省きますが、今日1日に満足するためには以下3つのことが必要です。

  • 自己決定』 ー 自分でやるべきことを考え、今日なにをやるかを選択する。
  • 達成』   ー 自己決定したことを達成する。
  • 『振り返り』 ー 今日の良かったことを振り返る。

なぜ上記のことが必要なのかを具体的に説明すると、

  • 『自己決定』 → 他人にやらされることよりも自分がやると決めたことの方が達成感や自己効力感を得やすいため。
  • 『達成』   → 1日に満足するためには、「今日何かを達成した」と言えることが重要であるため。
  • 『振り返り』 → 今日の何がよかったのかを振り返れる人は幸福感が強い傾向にあるため。

上記のことから、今日一日自分がやるべきこと(目標)を自分で決める→それを達成する→それを振り返る。という過ごし方をすると、満足感が得やすいと言えます。

未来に対してワクワクするためには

しかし、似たような目標を毎日立てていると人間は飽きを感じてしまいます。

ポジティブ心理学の研究でも明らかになっていますが、人間は“ちょっと難しい目標”に向かっている時の方がフロー状態に陥りやすいからです。

また、未来に対してワクワクするためには、自分の人生に不確実性がある状態=「続きが気になる状態」にしておく必要があります。

放送中のドラマやアニメをイメージしてもらえれば分かりやすいですが、視聴率が高いモノは、「早く続きがみたい!」って次回にワクワクしている状態ですよね。

そのため、自分の人生に対してもその状態を保っている必要があります。

以上から、

  • 毎日似たような目標を立てるのではなく、毎日ちょっと難しい目標が立っている状態
  • ドラマやアニメのように続きが気になる状態

を作る必要があります。

さて、そのために必要なことはなんでしょうか?

それは、大きな目標です。

大きな目標があれば、毎日似たような目標を立てることはなく、”達成できるのかどうか”という自分の続きが気になる状態を作り出すことができます。

以上のことから、今日一日満足し、未来にワクワクするためには、「自分で決めた大きな目標を毎日小さく達成し、それを振り返る」ことが必要です。

もうそれって夢じゃん

また心理学者のソニア・リュボミアスキーさんの研究では、以下のことが判明しています。

人が幸せだと感じる感度の50%は、遺伝的に決まっている。残りの半分のうち10%は、人間関係・お金・健康。残りの40%は、日々の行動・自らの意思で管理できる行動。

つまり、ここから考えられることは、人間関係や、お金、健康は基礎的な部分であり、幸せになるためには、自分の意思で決めた日々の行動がなによりも大事ということです。

さて、今までのことをまとめると

  • 人間の生きる目的は幸せになること
  • 幸せとは「今日一日満足し、未来に対してワクワクすること」
  • そのためには、「自分で決めた大きな目標を毎日小さく達成し、良かったことを振り返ること」が大事。
  • 幸福の40%は「毎日の意図的な行動」が大きな割合を占める。

です。

これって、もう「夢はあった方が良いってこと」ですよね?

夢がなくても幸せならそれでよい。

もちろん夢がなくてもあなたが幸せならそれで良いと私は思います。

夢がなくても自分は幸せなんだと胸を張りましょう。

しかし、もしも幸福感をあまり感じられていないのであれば、原因は「夢がないから」なのかもしれません。

さて、今回のテーマであった、「そもそも夢ってないとダメなんでしたっけ?」の回答は以下のようになります。

将来の夢がなくても幸福を感じられるならそれでよいが、将来の夢があった方が幸福を感じやすい

「じゃあ、夢ってどうやって見つければ良いんだよ」と思った人に対しての記事は今度書くのでお待ちください。

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この記事を書いた人

27歳です。

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