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ポリシー

てこの原理のように小さなチカラを大きなチカラに変え、

『社会の常識、ここ変じゃない?』を変革する。

常識を変革するためには、小さなチカラを大きなちからに変換する必要です。

小さなチカラを大きなチカラに変換できない原因は、

社会で勝手に常識と決められた「しがらみ」です。

そのしがらみに「おかしくね?」とテコ入れするしていきます。

小さい力で、社会を変える大きな力を一緒に育てていくメディアです。

起業家シェアハウスってなに?起業が次々に生まれるシェアハウスの実態とは。起業のノウハウを含めてインタビューしてみた

「起業」
あなたはこの言葉を聞いて、どんなイメージをもちますか?

・リスクがありそう
・怪しい
・こわい

マイナスなイメージを持つ人や

・かっこいい
・お金稼いでいそう
・自由

とポジティブなイメージも持つ人もいることでしょう。

高度経済成長期と打って変わり、日本はいま衰退し続けています。
その要因の1つが「起業家不足」。

挑戦することに一歩踏み出せず、また挑戦する人を卑下する風潮が相まって
日本は起業〝後進国〟になってしまいました。

GoogleやAmazonのような世界的企業は日本から誕生するのでしょうか…

それとも、誕生しないまま日本の経済は衰退していくのでしょうか。

今回はそんな日本人の起業家不足に「待った」をかける若き起業家にインタビューをしてきました。彼が手がける「起業家シェアハウス」とは一体どんなものなのか?

起業するためのメソッドから、起業家に大事なものまで幅広く学べます。

それではご覧ください。

<今回のゲスト>
日高隆之介(21歳 / Heimat 株式会社CEO/U25起業家シェアハウス代表)
教育系スタートアップに2年間フルコミット営業で参画後、映像フリーランスを経てHemiat 株式会社を創業。
2020年12月に„住める起業家育成プログラム” U25-起業家シェアハウスをリリース。
7回の開催で参加者280名突破。エンジェル投資家から資金調達済み。

岡内

日高さん、本日はよろしくお願いします。
早速ですが、シェアハウスに住んでいる人はどういう方々なんですか?

日高

シェアハウスに住んでいる人は起業を目指している人や、すでに起業している人が在籍しています。平均年齢は22・23歳。大学生や、フリーランスの方など様々です。

岡内

どういう性格、背景のある人が多いのですか?
(みんなゴリゴリなのかな…)

日高

そうですね。結構いろんな人がいますが、海外経験がある人は多いですね。ここにいる7割ぐらいの人は英語ペラペラです。アメリカとか、イギリスとか、フランスの帰国子女とか。

実際のシェアハウスの様子
みなさんイキイキしてますね〜
岡内

とてもユニークな方々ばかりなんですね!
シェアハウスにいる人たちは最終的に起業をしたいと思っていると思うんですけど、どうなっていく人たちが多いのですか?

日高

ここに入って起業をした人もいますし、チームになって起業をしたりするメンバーもいましたね。既に起業している方もいます!

岡内

実際にどういう起業をしている方がいるんですか?

日高

学割のプラットフォームを作っている方、サッカーゲームを作っている方、ライブコマースを作っている方とかなど。ほんとうにいろんな業界業種で起業していますね笑

ちょっとまって。ひとクラスに
こんなにすごいやつが集まることってある?状態ですね
岡内

めちゃめちゃ幅広い!!
そういうのってどうやって生まれていくのですか?

日高

勝手に生まれていますね笑。

岡内

え、笑
御社が用意しているのって、シェアハウスだけですか?
(なにか、誰でも起業できる秘訣が隠されているんじゃ?)

日高

シェアハウスの運営と、メンター制度はありますね。

週1くらいで、メンターと壁打ち会があります。あとは講座があって、1ヶ月に6,7回は開催していて、そこで基礎を教えています。そもそもスタートアップとは?とか、「リーンキャンバス」とか、「MV研修 仮説検証の仕方」とか。

資金調達のところまで、起業にするにあたって必要なこと一通り説明しアウトプットするっていう感じですね。

岡内

へえ〜〜!
みんな起業しているから、起業へのハードルが下がりそうですね!

それこそ、起業するアイディアが決まっていない状態でシェアハウスに入居される方も多いんですか?

日高

はい、普通にいますよ。半々くらいはそうですね。「とにかく起業したい」と、起業に興味があって来るような人もいます。

岡内

そういった、「起業したい/起業に興味がある」という段階から入居された方で、実際に起業した方はいますか?

日高

いますね!
彼は、入居前はそもそも「起業するかどうかを悩んでる」状態だったんですけど、ここに入ってきて起業をしました。

学割の一括掲載サイトみたいなのを作って、学割の情報だけを集めたみたいなアプリを作ってみたいな、あとはどっかの企業と連携してオリジナルの学割を作るとかやっていますね。

勉強会の様子。
ぼくも学んでみたいな。25歳さえ超えてなければ…
目次

起業家シェアハウスができるまで

岡内

起業家シェアハウスはどういった経緯でやり始めたのですか?

日高

僕の大学生活からお話しますね。大学一年生の時にベンチャー企業にインターンとして入社したんです。フルコミの営業を2年くらいやりましたね。そこで仕事に疲れて、やめてしまったんです。

※フルコミ=フルコミッションの略 (完全歩合制)

日高

そんな時、うちの株主の冨山智広さんという方に出会ったんです。

「これからVC作っていくから起業家コミュニティを作りたいんだよね」っていう話を聞いて、VC側にも起業家側にもニーズがあると思い起業家シェアハウスを立ち上げました。

岡内

おー!運命の出会いがあったわけなんですね!

日高

でも実際には、僕が立ち上げたわけではなくて…

僕はその立ち上げを手伝っていていたスタッフだったんですよ。やっていくうちにだんだん楽しくなってきて、「やらせてください」とお願いして代表を任せてもらえるようになりました。そんな経緯ですね。

岡内

なるほど!ちなみに、運営していくにあたってどんな課題がありましたか??

日高

立ち上げメンバーが1人か2人の状態で一気に40人集めたんですけど、それが辛かったですね笑。集客から終わりまで全部1,2人でやるって結構大変でした。

もちろんシェアハウス運営自体もしたことがなかったので笑。

岡内

(たしかにそれは辛い…)
最初はどうやって集客していたんですか?

日高

最初は友達を呼んでやっていました。起業をしたいという友達がたまたま何人かいたので、その人たちをパーと連れてきたというような感じですね笑。

岡内

(すごいカリスマ性だ…起業したい友人ってそんなに周りにいる?笑)
日高さんってどんな大学生だったんですか?それこそ出身大学とか。

日高

獨協大学です。そこでドイツ語を学んでいました。
高校の時に一ヶ月、大学生の時に半年くらいドイツに留学しています。

高校の時に交友関係とかがうまくいっていなかったので、それもあってドイツに留学しようと思って海外に飛び出したんです。海外ってこんなところなのかという衝撃を受けましたね。

岡内

留学で人生観が変わったとかですか??

日高

留学がきっかけではない気がしますね。
もちろん、考え方とかは変わったかもしれないんですけど…

結局留学とか旅して思ったのは、変わった気になるだけというか。結局自分でアクションして、そこで行動として残さないと、結局何も変わっていないと同じだと気付いてしまったんです。

岡内

なるほど、留学が人を変えるのではなく、その後のアクションを通じてしか変化は起きないってことなんですね。

                                        シェアハウスのみなさん
                 めっちゃ青春って感じや…

起業家に求められるスキルとは…?

岡内

シェアハウス内のルールはあるんですか?

日高

ルールはありますね。たとえば「お皿を洗おう」ってルールがあるんですが、ポスターとかを作って呼びかけしたりしています。基本的にルールは、自由に使って良いっていう感じですね。

岡内

(急にめっちゃシェアハウス感w)
実際、シェアハウス内ではいろいろトラブルもあるんじゃないですか?

日高

最初の頃は喧嘩とかありましたね… 僕がしょっちゅう怒ってました笑。

それこそ、皿洗わないとかで喧嘩してました笑。あとは事業の方向性とかで揉めている人とか、生活面のルールに関しては厳しくみていますね。

岡内

(皿洗いしなくて喧嘩ってちょっと可愛い)
なんで生活面が大事だと思うのですか?

日高

普通に生活できていない人は起業するに値しないと思うからです。ビジネスでも当たり前のことは当たり前にやるっていうことが大事だと思っています。

岡内

なるほど!!
あと、起業家に大事なものってなんだと思いますか?

日高

ノリと勢いです。間違いないです。

もしくはノリと勢いがない人たちは、そういう人を仲間に入れていますね。

岡内

ええええ。ノリと勢いなんですね!!!!

でも実際、ノリも勢いもすごそうだ…
日高

人に好かれるっていうことが一番大事だと思っていて、その上の手段でノリと勢いっていう感じですかね。

正直いくら仕事ができなくても、人から好かれていればいいと思うんですよ、CEOとかは笑。あとは周りのどれだけ優秀な人を集められるかですかね。「ノリと勢い」「人から好かれること」「誠実さ」ですね。

そういうのが皿洗いに繋がっていくということです笑。

岡内

なるほど!
そこで皿洗いに繋がってくるんですね!笑

起業を身近に、起業をライフスタイルに

岡内

今後の展望はありますか〜?

日高

今後はここを拡大もしていきたいですし、
まず1つの目標としては自分の場所を持つということですかね。

ここは借りているんですけど、固定した場所を持ちたくって。来年までにはそうしたいですね。あとは、中高生とかにも今後はやっていきたいと思っています。

日高

僕のビジョンは「起業文化を再興する」で、ミッションは「起業を身近に、起業をライフスタイルに」なんですね。

今の大学生とか20代ぐらいの方にも起業のリテラシーを身につけてもらいたいと思っています。そのために、中高生の教育とかも出来たらいいなって思っています。

岡内

素敵です!!
そういった思いって、どうしてそのように思われるようになったのですか?

日高

僕が中学、高校の時に起業っていう選択をしていたらしているだろうなって思うのが1つと。

起業教育ってBBL教育に似ているところがあると思っていて、ディスカッションがあったりとかプレゼンとかがあったりとか、問題があって課題を解決するものだったりとか、そういう実践的な教育があったらいいなって思っています。

日高

原体験としては、ドイツに留学した時にそういう授業が多かったんですよ。「あなたはどう思う?」をすごく大切にしている教育だったというか…

そこで他者理解とか自己理解が出来るようになって、本当に自分のしたいことが見えてくるようになったり、将来の選択肢っていうのが見えてきて、そこで自己理解をした上で自分の人生を決断することができるというのは素敵だなと思いました。

ちゃんと1つ1つのことを選択して、かつ自分のことを理解している、何が好きで嫌いで、得意で不得意でとか、そこで自分が決断するっていうことが大事だと思うので、そういった世界観を作るためにはBBL教育がすごいいいなと思っていて、中高生にやっていきたいなと思います。あとは大学を作るのが夢ですね!

シェアハウス内に貼られている夢が書いた付箋
岡内

めっちゃくちゃ素敵ですね!応援しています!!

起業に興味があるあなたへ

岡内

起業に興味があっても勇気が出せない人がいると思うのですが、そういう人にアドバイスお願いできますか??

日高

なんで起業が怖いかっていうと、順序が分かっていないからだと思うんですね。
逆に、就活のことはみんな大体知っているから怖く感じない。

人間は得体の知れないものを怖がるものだと思うので、そこをただ明確化すればいいだけの話ですよね。

なので、まずは「起業」について調べることから始めることがいいと思います。そのために起業リテラシーをあげる説明会や発信をしていくので、そちらにご参加いただけると嬉しいです。

岡内

まずは「知る」ことですね!ありがとうございます。

この記事を通じてひとりでも多く、日本を変えていこうとする「起業家」が出てくることを願っています。本日は誠にありがとうございました。

1か月たったの45,000円の起業家シェアハウスさん。
シェアハウスとしても格安すぎます。起業に興味ある方はぜひ、お問い合わせください!

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この記事を書いた人

大阪生まれ。高等学校教諭一種免許取得。

教育実習にて、社会に出るための勉強を教えるはずの自分(教師)が、全く社会のことを知らないことに葛藤を覚え、サラリーマンの道へ。
400人以上の経営者へのインタビューを経験し、『型にハマらない』行動や選択をしている人が社会で大成していることを実感し、『可能性を伸ばす教育』を高校生に提供することを自身のミッションにする。

その後、高校生を対象にAO入試専門塾の校舎長として進路指導に従事。
全国の高校で講演活動も行う。
その傍ら、インタビュアとして2社。編集長として1社のオウンドメディアの立ち上げに従事。

<取材・文・編集=岡内大晟@okachi_kyoiku>

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