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てこの原理のように小さなチカラを大きなチカラに変え、

『社会の常識、ここ変じゃない?』を変革する。

常識を変革するためには、小さなチカラを大きなちからに変換する必要です。

小さなチカラを大きなチカラに変換できない原因は、

社会で勝手に常識と決められた「しがらみ」です。

そのしがらみに「おかしくね?」とテコ入れするしていきます。

小さい力で、社会を変える大きな力を一緒に育てていくメディアです。

【不安】なんでAOIは授業ごとに講師が違うんですか?総合型選抜AOI

こんにちは!突然ですがみなさんに質問です。

みなさんのイメージするまたは通っている塾は、毎日同じ講師が、同じ教科を担当しますか?それとも、同じ教科でも毎回違う講師が担当しますか?

きっとこれを読んでくれている多くの方々が、後者の選択肢は想定外の選択肢だと感じられたかと思います。確かに、高校で同じようなスタイルが採用されていたら驚きますよね。

しかし、こと総合型選抜専門塾においては、後者のように毎日毎回違う講師が授業をする塾もあります。

今回は、そんな”講師が毎回変わる塾”の実態をみなさんと一緒に見ていきたいと思います。

  • 総合型選抜専門塾ってなに?

そもそも、総合型選抜専門塾とはいったいどんな塾なのでしょうか?

総合型選抜専門塾とは、その名の通り、大学入試における総合型選抜入試の対策をする塾です。具体的には出願時に必要な資料・志望理由書を書いたり、面接や小論文の対策をしたり、最近では英語の外部試験対策も行っていたりしています。

  • 総合型選抜専門塾における講師の役割

そんな総合型選抜専門塾における講師の役割は、ずばり生徒のコーチングをしてくれる”コーチ”です。

コーチングといえば、2000年に入ってから特にその注目度を増し、最近もたくさんの関連本が出されていますよね。ティーチングと対になってよく使われる言葉としても有名です。

総合型選抜専門塾において、Teacher(先生)ではなくCoach(コーチ)が必要な理由は、その選抜方法を突破するために必要な力から見て明らかです。

①丁寧な自己分析

 必要な力の1つ目は、自己分析です。

 総合型選抜の最初の関門は志望理由書です。志望理由書とは、例えば「なぜ本学を志望するのか、1500字程度で書きなさい。」のように、その大学・学部・学科に入学したい理由を述べる、いわば大学へのラブレターです。これは「知名度の高い大学に入りたいからです!」や、「楽しそうだからです!」と言った浅い内容ではなかなか通り抜けることのできず、論理的で具体的な”自分がどうしてもその大学に入らなければならない理由”を書く必要があります。

 だから、本当に自分が将来達成したい目標・夢は何か、それを志したきっかけや大学卒業後までを見越した今後の展望を、まずは自分自身が自覚することが大切です。そのためには、今の自分を見つめたりこれまでの人生を振り返ったりして、丁寧に分析する”自己分析”が欠かせないのです。

②思考の言語化

 必要な力の2つ目は、思考の言語化です。

 「なんでこんなに一生懸命言ってるのにわかってくれないの!?」と感じる事は誰にでもあることでしょうし、特に高校生にとって自分の言いたいことを的確に言語化するのは非常に困難です。しかし、総合型選抜入試において、試験官となる大学の教授・入試課の方々に自分の将来達成したいことを伝えるためには、その試験官たちに自分の主張を的確に伝える必要があります。

ここまで見ていただくとわかるとおり、総合型選抜対策で必要なのは決して1+1=2と言える力、”一つに定められた答えを見つけられる力”ではなく、自分自身と向き合い、本気で将来の目標達成のために必要な大学を見つけ、その大学の試験官たちを説得できる力なのです。だから、その対策で必要なのは答えを教えてくれるTeacherではなく、自分をより深く理解し、その結果を言葉で伝える手伝いをしてくれるCoachといえます。

  • いろんな講師に見てもらうメリット

ところで、今回のテーマである講師が授業毎に変わるシステムには、どんなメリットがあるのでしょうか?

それは、多角的な自己分析ができることと、より多くの人に響く文章を書けるようになることです。

前項で述べた通り、総合型選抜では、大学へのラブレターを書きますが、この”大学へ”というのは実のところ比喩であり、実際には大学”の中の総合型選抜の試験官の方々”に届く文章を書く、というのが実際には必要です。

ですから、どんな試験官にあたっても、自分の想いが確実に相手に伝わるように、事前にたくさんの人の視点から意見を集め、多角的に見ても魅力的な文章を書く必要があるのです。

  • いろんな講師に見てもらうデメリット

メリットの弊害はやはり、”講師によって意見がバラバラだと混乱する”という点です。特に入塾当初は自分自身の軸が決まる前に講師から意見をもらうため、”誰の意見が正解かわからない(涙)”という生徒が出てきます。

前項の通り、ここに唯一無二の正解は存在しません。だから、自分の軸や判断基準を見出し、時には必要なリサーチをしてより良い意見を見極める力や、自立した学習をする力が強く求められると言えるでしょう。

  • 毎回変わる講師、選べるの?

学校ではできないけど塾でなら可能な制度としてよくあるのが”先生指名可”というシステムですが、今話している総合型選抜専門塾において、講師は選べるのでしょうか。

結論から言うと、選べません。毎回ランダムです。

「いやいや、わざわざ塾に通っているのに、好きな講師に教われないなんて損ではないか」と感じられる方もいるかと思いますが、これは、”大学入試で試験官は選べないから”、と言う明確な理由があります。

自分の出した書類を読んでくれるのが、もしかしたら自分が将来ゼミに入りたいと考えている憧れの教授かもしれないし、反対に全く関係のない研究をしている方かもしれません。

そんな中で、特定の人にしか魅力を感じられない文章では到底太刀打ちできません。だから、この塾でも、毎回違う講師がランダムで授業を担当することで、より多方面の視点を自分の文章に込められるように工夫されています。

いかがでしたか?毎回講師が変わる塾の実態やその理由は思ったより複雑で、総合型選抜ならではの対策方法の一つになっていることがわかりました。

みなさんの中で総合型選抜に興味があるあなたは、ぜひ一度講師が毎回変わる塾についても調べてみてくださいね!

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この記事を書いた人

27歳です。

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