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てこの原理のように小さなチカラを大きなチカラに変え、

『社会の常識、ここ変じゃない?』を変革する。

常識を変革するためには、小さなチカラを大きなちからに変換する必要です。

小さなチカラを大きなチカラに変換できない原因は、

社会で勝手に常識と決められた「しがらみ」です。

そのしがらみに「おかしくね?」とテコ入れするしていきます。

小さい力で、社会を変える大きな力を一緒に育てていくメディアです。

調査書の発行を拒否する学校があるらしい。学校と生徒の将来どっちが大事なの?

大学受験をするときには、ほとんどの場合、高校の調査書を提出しなければなりません。

学校推薦型選抜や総合型選抜では、その調査書の内容は合否と深く関係し、また一般選抜でも今後は大事になってくるとも言われています。

さて、そんな受験において合否に関わる調査書を発行するのは高校側ですが、なんと生徒の発行依頼を拒否する高校があるようです。

つまり、生徒が「この大学を受けたいので調査書を発行してください」と言っているのにも関わらず、高校側がそれを拒絶するということですね。

なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか?

もしもそれが高校側の勝手な都合なのであれば、それで生徒たちの将来を潰してしまって良いのでしょうか?

今回はこれらについてみていきましょう。

目次

ケース1:『提出期限ギリギリである』

1つ目のケースは、生徒側が悪いケースです。

高校にもよりますが、調査書の発行には、基本的に1〜2週間ほど時間がかかります。長いところでは、1ヶ月かかる高校もあるようです。

それなのにも関わらず、「3日後が提出期限なので、それまでに発行してください!」と言われたところで、現実的に発行するのは不可能ですよね。

頑張って対応してくれる高校もあるみたいですが、基本的には対応してくれないものだと考えましょう。

そのため、ケース1である「提出期限ギリギリの依頼」は発行されなくて当然だと考えられます。

ケース1に遭遇した場合の対策

もちろん余裕を持つことが一番大事ですが、何かの間違いで、直前に調査書の発行を依頼する可能性もあるでしょう。

そんな時は、もう真摯にお願いするしかありません。

急である無礼を謝罪し、受験への熱量を共有し、頭を下げましょう。

先生だってめんどくさいことは嫌いです。やらなくてもいいことをやってもらうのだから、丁寧にお願いしましょう。

ケース2:『謎の期限設定が設けられている。』

よくわからない期限が決まっているケースです。

これは、先ほどの「調査書の発行には2週間〜1ヶ月ほど時間がかかるため、それぐらい余裕を持って依頼しなければならない」ケースとは異ります。

総合型選抜では特によくみられるのですが、なぜか、「夏休み前までに志望大学を提出し、調査書を依頼しなければならない」といった謎期限を設けている高校などがあるようです。

これがなぜ謎なのかと言うと、総合型選抜においては夏休み中に受験校が変わったり、増えたりすることはよくあることだからです。

前々から確定しているほうが好ましいことは確かですが、夏休み付近に変化があったとしてもそこから合格を勝ち取ることはできます。

そのため、上記のような謎期限を設けている高校は、自校の実績を最大化することや生徒の可能性を模索することよりも「ラクをしたい」という気持ちの方が勝っているような印象を受けます。

たしかに長時間労働が問題となっている以上、効率化は必要です。

しかし、発行時の作業の短縮化や承認フローの簡略化などの方が優先事項は高いでしょう。

以上のことから、ケース2の謎期限を設けている高校は、もう少し柔軟な対応ができるようにすべきだと考えられます。

ケース2に遭遇した時の対策

以下4つの対処が考えられます。

  1. 教育委員会に連絡する。
  2. 保護者が学校に連絡する。
  3. 仲の良い教員を味方につけ、根回しをする。
  4. たくさんお願いする。

ケース3『謎ルールが設けられている場合』

ケース3は、謎のルールが設けられている場合です。

よくあるのは、『推薦や総合型で【専願の大学】を受験する場合、その高校の受験が終わるまで調査書を発行しない』といったケースです。

学校側が推薦しているため、もし生徒が専願を蹴った場合、高校と大学の関係性が悪くなることを懸念しているためです。

これは一見、正当性のある理由に見えますが間違っています。

実は私立大学の専願というのは「合格したら必ず入学することを約束してください」というだけで「他の大学への出願自体を制限するものではない」からです。国立大学の総合型選抜と国立大学の総合型選抜を併願することはできないので注意が必要ですが、それ以外の場合は、上記の理由で高校が調査書発行を断ることに正当性は認められないと思います。

謎ルールのせいで浪人してしまう人がでたら、一体どうするんでしょう。少しの犠牲は良いんですかね。

ケース3に遭遇した時の対処法

だいたいケース2と同じですが、ここで有効になるのは【誓約書】です。

学校は、専願大学に受かったのに行かない生徒がいることを懸念しています。それであれば、「専願に受かった場合、絶対にその大学に進学する旨」を記載した誓約書を作成し、提出してしまえばいいのです。

それで調査書が発行されたときがあるので、ぜひやってみてください。

以下に、以前作成したものを添付しておきます。勝手に使ってください。

まとめ

さて、まとめると以下の通りになります。

  • 自分が悪いケースがあり、その時はきちんと謝罪し、丁寧に依頼しましょう。
  • 謎ルールや謎期限が設けられているときは足掻きましょう

学校側の都合で生徒の将来を潰してしまうのは絶対に防ぐべきです。権力的なルールに囚われ、それを守ることで安心するのではなく、柔軟に効率化し、生徒の可能性に還元していきましょう。

そうでなければ、そのルールってなんのためにあるんですか?あなたのためでしたっけ。

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この記事を書いた人

27歳です。

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