「先生嫌い」「先生うざい」は、もしかしたら先生のせいじゃないかも。

学生生活って、非常に短いですよね。

そんな短くていろいろなことを感じる時期は、あなたという人物を形作るうえで非常に重要です。

そこで、学生のあなたに質問です。

日々の生活を繰り返すなかで、「当たり前なんだけど大切なこと」をあなたは忘れていたりしないでしょうか?

たとえばそれは、

「つまらない」よりも「楽しい」ほうが良い、ということや

「嫌いな人が多い」よりも「好きな人が多い」ほうが良い、ということです。

「そうは思わないよ」という一部の芸術家気どりは置いといて、

今日はあなたが、より学生生活を楽しめるように、「先生嫌い」という感情と向き合ってみる日にしてみましょう。

先生のことも「嫌い」よりも「好き」(恋愛感情ではない)の方が、マイナスな感情を抱く機会が減り、楽しくなりますよね。

なので、今回はあなたが先生のことをもう少し思いやれるような人になるための文章を書いてみたいと思います。

この記事を読み、まだ「先生が嫌い」だと思うのであれば、それは先生に相当な問題があるか、あなたに相当な問題があるかなので、ブラウザを閉じて自省するか、教育委員会に行くかしてください。

先生が保護者より働いていても嫌いですか?

先生はめちゃくちゃ働いています。

あなたの保護者よりも働いているかもしれません。

だからと言って「労え!」というわけではないんですが、「先生」って職業、けっこう大変なんですよ。

労働時間で見るとわかるんですが、小・中・高校教員、すべての人たちが1日で平均11時間30分以上学校にいると言われています。

また小中学校の先生は、給食のときも生徒と一緒に食べているので、休憩時間なんかあったもんじゃありません。

最近では、ブラック企業なんかが世間で騒がれるようになりましたが、労働時間的で見ると先生たちも同じなんですね。

では、なんでブラック企業って騒がれてると思いますか?

それは、心身ともに悪い影響をもたらすからです。

健康被害もそうなんですが、認知機能も落ちると言われています。

認知機能が落ちると、理性的な判断ができなくなり、普段だったら怒らないようなことでも怒ってしまったりします。

あなたが「うざい!」と思う行動をする先生は、実は働きすぎが原因なのかもしれません。

自分が疲れているときって、人に優しくしてほしいって思いませんか?

先生も一緒です。心は泣いているかもしれません。

イライラするのが先生のせいじゃなくても嫌いですか?

学生時代は、なんかよくわかんないけどイライラしている時期があります。

そのイライラの原因を先生のせいにしている時はありませんか?

実はそれ、成長期におけるホルモンが原因なんですね。

テストステロンのせいでイライラしているのかも?

テストステロンとは、主に男性に分泌される男性ホルモンの1つであり、支配欲や攻撃性といった男性的な傾向を強める存在です。

特に男性は、小学校高学年〜高校にかけて、このテストステロンが増加していきます。

そのため、上記の時期は、「よく分かんないけどめちゃくちゃイライラする!」といった精神状態になります。

実はこれ、いじめとも相関性があり、テストステロンが増加する時期にいじめも増えるというデータもでてるんですね。

あなたがイライラしてしまうのは、先生のせいじゃないかもしれません。

あなたが落ち込んでいるのは先生のせいじゃないかも?

さらに、学生時代というのは、「なんかよく分かんないけど悲しい」という状態があったりします。

「陽キャ陰キャ」と差別したくなるのはその人が不安だからだった!?

これには、セロトニンという安心ホルモンが関係しています

人間はセロトニンが分泌されると、リラックスしたり満ち足りた気分になったりします。

さらに、セロトニンが多く分泌されると、認知機能の働きがよくなり、理性的な行動もできるようになります。

極論このセロトニンさえあれば、イライラしたり悲しい気持ちになったりしません。

しかし、学生は知識や経験が浅い人が多く、少しのことが気になったり、感情のコントロールができなかったりします。

そうすると、セロトニンは多く分泌されません。

また、女性は元来、男性に比べてセロトニンの分泌量が少ないと言われています。

学生時代に女性が病んでしまったりするのは、これが原因なんですね。

このように、あなたが先生に対してイライラしたり、少しのことでも気になってしまったりするのは、ホルモンのせいかもしれません。

不安な気持ちの原因を先生にしがち。それはいじめと同じ。

なぜ、不安やイライラの矛先が先生になってしまうのか、それは先生のせいにするのがカンタンだからです。

  • 先生のことを「嫌い」「うざい」と言っている人は多く、集団心理であなたもそれに乗っかっている。
  • 友だちは学校外でも関わりがあり、友だちを嫌いな対象にしてしまうと休日に支障がでるため、先生に矛先を向ける。

このように、先生のせいにするのはカンタンなんですね。

しかし、誰かのせいにしていると、生活は楽しくなりません。

あなたの人生はあなたしか幸せにすることができないからですね。

でもイライラしたり、不安になったりしてしまうのも分かります。

そんなあなたは、「メタ認知力」を高めましょう。

メタ認知力があれば、先生のことは嫌いにならない

メタ認知力とは、自分のことを客観視することができるスキルのことです。

このスキルがあれば、感情に任せて失敗することが減り、人生が豊かになると言われています。

たとえば、日本経営学会論集の『企業の国際パフォーマンスに対するメタ認知の影響に関する考察』では、企業でハイパフォーマンスをする人間は、メタ認知力が高いことが分かっています。

これを学校生活で高めていけば、あなたの人生もより楽しくなるということです。

では、学校で具体的にどのようにメタ認知力を高めていくのかというと、以下のような感じです。

  • 想像:先生が変な行動をしているのは疲れているからかもしれない。
  • 俯瞰:自分はいまイライラしている。どんな時によくイライラするんだろう。

というように、目の前のできごとに対してすぐに反応せず、それを冷静に捉える練習をすることです。

これを行っていけば、あなたのメタ認知力が高まり、ムダなことでイライラしたり不安になったりすることがなくなります。

つまり、先生のことが「嫌い」だとか「うざい」だとか思ったその時は、メタ認知力を高めるチャンスなのです。

「先生嫌い」という感情で留めずに、それを力に変えていきましょう。

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