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てこの原理のように小さなチカラを大きなチカラに変え、

『社会の常識、ここ変じゃない?』を変革する。

常識を変革するためには、小さなチカラを大きなちからに変換する必要です。

小さなチカラを大きなチカラに変換できない原因は、

社会で勝手に常識と決められた「しがらみ」です。

そのしがらみに「おかしくね?」とテコ入れするしていきます。

小さい力で、社会を変える大きな力を一緒に育てていくメディアです。

生徒交流イベントって時間の無駄じゃないですか?って塾長に聞いてみた。【総合型選抜専門塾AOI】

皆さんにとって塾の役割とはなんだろうか?

 「勉強を教えることで学力を上げ、志望校に合格させることである。」そう答える人が多くいるだろう。

 しかし、そんな中、総合型選抜専門塾AOIでは生徒同士の交流を深めるためのイベントを多く開催している。例えば、運動会や生徒会、卒塾式などだ。

これらのイベントでは、生徒自身がコンテンツを考えたり、一緒に体を動かしたりすることによって、生徒同士や生徒と講師の仲を深めることができる。しかしこれは、「学力を上げること」「受験に合格すること」とは全く関係ないように見える。

たしかに、受験は団体戦ともいうが、結局は個人の実力によって、各個人の合否が決まるものである。仲の良い人をわざわざ塾で作らなくても、高校など別のところで作れば良いとも言えるだろう。

 このようなことを考えて見ると、塾での生徒交流イベントは本当に必要なのだろうか?

 それとも、ただの「時間の無駄」な行為なのだろうか?

その答えを見つけ出すために、

まずは、AOI塾長でありイベントの主催者である藤原さんにインタビューをしてみた。

目次

AOI塾長藤原さんへの生徒交流イベントに関するインタビュー

滝澤

今までどんな生徒交流イベントを開催しましたか?

藤原

生徒会や、自分について語る会、卒塾式、運動会などを開催してきました。

滝澤

なぜ生徒交流イベントをしようと思ったのですか?

藤原

横のつながりを作ってもらうためですね。同じ目的や悩みを持つ仲間と喜怒哀楽を共有して欲しいと思いはじめました。

滝澤

横の繋がりですか、、、 それって総合型選抜(AO・推薦入試)において役に立つんですか?

藤原

はい、総合型選抜は1人で乗り切ることは難しいと思います。交流イベントで出会った仲間と、志望理由書を見せ合って添削しあったり、同じ目線でメンタル面を支え合ったりすることはかなり重要ですよ。

滝澤

そうなんですね!でも、塾で友達を作る必要ってあるんですか?高校とかで作ればいいかなと思ったのですが。

藤原

もちろんあります!塾にいる人って、志望校や学部は違えど、共通の目的を持っているんです。AOIでいうと、「夢を叶えるために、大学受験をする」が共通の目的になっています。共通の目的を持つ人と交流することで、お互いにサポートしあい、意識を高め合うことができると思っています。

滝澤

確かに、塾での生徒交流って必要な気がしてきました!参加すべき有効的なイベントってどんなものがありますか?

藤原

双方向のコミュニケーションが取れて、生徒にスポットライトが当たっているイベントは有効だと思います。例えばAOIだと、生徒が自分自身のことについて語る「語らナイト」や、コンテンツを生徒自身で設計した「生徒会」はとても良かったなと思いました。

滝澤

逆に、参加すべきでない無駄なイベントってどんなものがありますか?

藤原

インプットばかりのイベントは不要だと思います。例えば、講師が延々と話しているだけ、とかですね。これは、映像として配るべきでありイベントとしては行うべきではないですね。

滝澤

本日はお忙しい中、インタビューに答えて下さりありがとうございました!

ーーーーーーーーーー

 インタビューを通して、生徒交流会を開催する背景には、様々な意味が込められていることを知った。

AOI元塾生への生徒交流イベントに関するインタビュー

 しかしここで、一つの疑問が生じた。それは、主催者がイベントに込めた意味が本当に参加者に伝わっているのか、ということである。イベントに込められた意図は、机上の空論にすぎず、主催者の自己満足になっているのではないだろうか。

 そう思った私は、AOIのイベントに頻繁に参加していた元生徒に話を聞いてみた。

滝澤

今までどんな生徒交流イベントを開催しましたか?

ハナ

はい!生徒会や卒塾式など、ほとんど全てのイベントに参加しました!

滝澤

おお!なぜそんなに沢山のイベントに参加しようと思ったのですか?

ハナ

単純に友達が欲しかったというのもありますね。あとは、総合型選抜入試に対して、周りの人から刺激を受けたいと思い参加するようになりました!

滝澤

実際に刺激を受けることはできましたか?

ハナ

はい!仲良くなった友達が、たくさん活動をしていたり、入試に向けてリサーチや小論文対策など努力をしていたりする姿を見て、「自分もやらなきゃ」と思うようになりました。特に私の高校は、総合型選抜を受ける人が少なかったので、塾内で刺激を受けられたのは良かったです!

滝澤

それは良いですね!一番印象に残ったイベントはなんですか?

ハナ

夏頃に行われた生徒会です!本気で入試に取り組んでいる生徒のスピーチを聞いて、自分との差を見せつけられた気がしました。これを機に私は、総合型入試を本気で取り組むんだという覚悟が決まりましたね。ちなみにこの話は、AOI tiktokのジュクコメ16話で見ることができます。

滝澤

すごいですね!そんなにすごいスピーチだったんですか?

ハナ

やっぱり、同じ土俵で頑張っている仲間が言っていたというのが大きいですね。実際、一般と総合型で迷っていたけど、総合型一本で挑戦するという覚悟を決めた人も多くいました。泣いている人もいましたね。

滝澤

ちなみに、あまり良くないと思ったイベントはありますか?

ハナ

うーん、秋頃にしたお菓子パーティーは個人的に良くなかったですね。受験が終わった人も多い時期で、目的があまり分からなかった感じがします。実際私は、その時期も受験が終わっていなかったので、精神的にもきつかったですね。

滝澤

そうなんですね、、、 結論、生徒交流イベントは必要だと思いますか?

ハナ

はい、思います!受験で辛い時や、やる気が湧かない時に、精神的にサポートしてくれたり、意識を変えてくれたりしてくれるのが、イベントをきっかけに仲良くなった友達なので、参加するべきだと思います!

滝澤

イベントの良さが伝わってきました!今日はありがとうございました!

インタビューを通して、主催者の意図が生徒にも伝わり、イベントは生徒にも有意義なまのであることがわかった。

生徒交流イベントに参加していない人へのインタビュー

ここまでは、生徒交流イベントに対して積極的だった人にインタビューを行ったが、参加していなかった人はどう考えているのだろうか。大学受験期時代、生徒交流イベントに参加しなかった人に話を聞いてみた。

滝澤

今まで、塾の交流イベントに参加したことはありますか?

宮崎

全くないですね(笑)

滝澤

参加しなかった理由とかってありますか?

宮崎

新しいコミュニティを作るのが面倒臭いと思ってしまったからですね。受験期で時間もなかったので、仲良くなることより自分の受験を優先したいと思いました。

滝澤

そうなんですね。結構1人でも大丈夫なタイプなんですか?

宮崎

そうですね、受験は個人戦だと思っていたので、1人でも大丈夫でした。むしろ気軽だし、自分には合ってた気がします。楽器をひいたり、本を読んだり、1人の時間が好きだったというのもあると思います。

滝澤

イベントに参加しておけば良かったと後悔することはありますか?

宮崎

友達を作った方が、受験後の思い出共有はできて良かったかなと思っているけど、受験に際してはあまり必要なかったと思うので、後悔はしていないです。

滝澤

最後に、塾でのイベントって参加するべきだと思いますか?

宮崎

受験は情報が重要なので、入試情報などを教えてくれるイベントは必要だと思います!逆に、仲良くなることだけを目的としたイベントはあまり必要ないかなと思います。

滝澤

やはり、受験は個人戦の側面も大きそうですね。今日はありがとうございました。

まとめ 

3人のインタビューをまとめてみると、生徒交流イベントのメリットとして横のつながりができることをあげることができる。

これによって、お互いにメンタル面のサポートをし合い、受験の辛い時期を乗り切ることができる。

 また、同じ土俵にいる仲間が、自分より質が高かったり、努力をしていたりする姿を見て、自分の意識を変え、危機感を持つことができるのも大きな利点である。総合型選抜は一般入試と異なり、偏差値などの自分の位置を明確に示す指標がない。よって周りの人の活動や、志望理由書・小論文の質を知ることは、自分の不十分さを感じ、意識を変革させる大きな原動力となる。

 しかし、受験期の大事な時間や、1人で自分のやりたいことをやる時間を削らなければいけないというデメリットもある。

上記のことを全て考慮すると、

結論、生徒交流イベントには参加するべきだ!

しかし、受験期の貴重な時間を使うので、参加すべきイベントと参加しないべきイベントを見極める必要がある。

以下が、それを見極めるポイントだ

参加するべきイベント

・メンタル面でサポートしあえる仲間を作れる

→受験期は誰もがメンタル的に辛くなるので、そのような時にそのメンタルを支えてくれる人の存在は必要である

・自分よりも、総合型選抜に対して精力的に取り組んでいる人と出会える

→自分の位置がわかりにくい総合型選抜において、そのような人と出会うことで、自分の不十分さを実感でき、自分の意識をかえ更なる成長に繋げることができる

・イベントの目的がはっきりしている

→自分の現状を見て、必要なことが目的と合致していれば、有効なイベントになる可能性が高まる

参加しないべきイベント

・インプットばかりで、ほとんど話す機会がない

→インプットだけなら、映像や資料の方が、何度も必要なところだけ見返すことができるので効率的である。また、話す機会がないと、自己開示もできないため、メリットで挙げていた横のつながりを作ることができない。

・自分よりも、総合型選抜に対して精力的に行っていない人ばかりいる

→自分の現状に満足してしまうため、成長を妨げられてしまう

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